試作版のご案内

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    出版社向けプロモーション用に制作した若干部を実費でお分けしています。

    『続 法隆寺は移築された 源氏物語は筑紫が舞台だ』 2500円
    『現代を解く・長谷寺考』 2450円、 同 改定カラー版(2016.8.2発行) 3600円
    『日本国王室全滅亡 東アジアの悲劇』 1950円
    『大倭歌聖 柿本人麿の真実』 3750円
 いずれも送料当方負担

試作版の申し込みは、まずEメールabandjcclub@gmail.comでお問い合わせください。

米田氏の本とは無関係ですが、道楽で作ってみました。

    『写真集 Oh! Beautiful America 1970』 1600円
    『名古屋教育ママ物語』 1300円
     これら2冊についても上記4冊と同様お申し込みいただけます。

『写真集 Oh! Beautiful America 1970』



 1970年といえば大阪万博の年であり、人類が月に降り立ったとされる翌年である。まだヴェトナム戦争は続いていた。そんな夏NBN(名古屋テレビ)がスポンサーとなり、東海地区の学生から選ばれた12人が50日間のアメリカ研修旅行に出発した。その中の1人である私はこの機会をとらえ、目にするものを撮りまくることにし、フィルム40本に収めた。

 カメラの腕前は自負していたつもりであったが、ベストショットはフィルム1本につき1枚有るか無いか程度で、一種の自己嫌悪とともにネガはそのまま眠ったままになっていた。 その後、IT時代となりフィルムをパソコンで処理することを覚え、昔のフィルムのスキャニングを始めたところ、40年以上前のアメリカの何でもない映像は、とくべつ芸術性はなくとも、古き良き時代を鮮やかに蘇らせるのであった。驚きの最たるものは、近年のニュースなどで見かける極端な肥満体が1人も写っていなかったことである。

 この41年間の流れの中で、我々が目標としてきたアメリカは下降線をたどり、デフォルトの危機までささやかれている。我々が訪れたあの'70年の風景が最後の輝きであったと後世語られるかもしれない。この写真集からその輝きが少しでも感じていただけるなら、パソコンと格闘し続けた努力が報われるというものである。

 なにぶん25才の若輩がファインダーを覗いていたわけで、引退間近となった今では赤面もののショットも散見され恥しい限りであるが、それは御愛嬌ということでご容赦願いたい。
「はじめに」より

『名古屋教育ママ物語』サブタイトルは「シューベルト教授の父兄の心得25箇条の謎」
 渡辺しょうぞう編著



戦前、名古屋市立第一高等女学校の父兄会で用いられた「シューベルト教授の父兄の心得25箇条」の発掘に端を発した教育論で、現在子育て中の母親達のためになる内容です。著者の自分史、女の一代記、戦前の女学校教育の資料、等 見る角度、見る人によって、様々な受け止め方が出来る不思議な冊子です。